この事例の依頼主
50代
相談前の状況
ご兄弟がなくなり,ご兄弟の勤務先や債権者から請求を受けて困っている,というご依頼でした。①配偶者や子供がいないこと,②母親がいること,③兄弟はご相談者様合わせ3人兄弟であることが,聴取より明らかとなりました。
解決への流れ
①相続放棄期間の延長を行うこと②まずお母さまの相続放棄をすること,③ご兄弟(2名)の相続放棄を行うこと,という流れが決まりました。ご兄弟がお亡くなりになった地が九州であり,遠方だったので,やり取り等に若干時間がかかってしまったのですが,まずはお母さま,次にご兄弟とご本人の2名同時に,相続放棄の申述を行いました。相続放棄の手続中に,債権者に弁護士がつき,受任通知が送られてきましたが,弁護士が間に入り,相続放棄の申述手続き中である旨説明することで,請求が止まりました。
ご自身では不安に思っていることも,専門家に相談することでしっかりと道筋がついた例といえます。必要な手続をしっかり行うことができるのは専門家ならではです。ご依頼者からは,「何もわからない私どもに1からわかるように説明してくださり,不安な面も多々あったのですが1つ1つ安心していられる様に対応してくださいました。対応もとても親切,ていねいですべておまかせしてよかったと思います。先生と知り合って弁護士さんが少し近い物に感じました。ほんとうにありがとうございました。」というお言葉をいただきました。相続放棄は,被相続人の死亡を知ってから3か月以内に申し立てる必要があるとのことで,急ぎ手続を行う必要があります。ぜひ早期に,ご相談ください。