この事例の依頼主
40代
相談前の状況
交通事故被害者が亡くなり、被害者遺族から、加害者から直接の謝罪を受けたい、また自動車運転過失致死の刑事裁判にも関わりたいとの意向を聞き、民事事件及び刑事事件について依頼を受けました。
解決への流れ
加害者の一部については実際に被害者遺族と会う場を設け、謝罪を受けました。またその他の加害者については被害者参加の形で刑事裁判に参加し,被害者遺族らに代わって被告人に対して質問するなどしました(そのケースは初犯でしたが被告人は実刑となりました)。損害賠償の面においても、亡くなった被害者の損害だけではなく、遺族の心の痛みを主張し、遺族固有の損害についても賠償を受けました。
刑事事件ではどうしても被害者は置いていかれがちになりますが、弁護士を入れることで、賠償の面だけではなく,上記のように直接の謝罪を受けたり、刑事裁判に参加する手続きがスムーズになることがあります。