この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
道路交通法違反で執行猶予中に傷害事件を起こした事件で,第1審が実刑となった被告人から相談を受けて控訴審の弁護を担当しました。
解決への流れ
第1審判決後も継続的に断酒会に参加したり,控訴審のおいて家族の証人尋問などにより,家族一同が協力してサポートしていくことを誓約し,被告人が更生するための環境が第1審判決時よりも相応に強化されたことなどを考慮して,第1審の判決を破棄して,「再度の執行猶予」付きの懲役刑の言い渡しがなされた。
控訴審では証拠調べの制約はあるものの,あきらめずに,家族全員の協力を得て,できる限りの被告人の更生のための環境整備が強化された状況を立証することで,「再度の執行猶予」つきの判決を得ることが出来ました。